3月14日(金)、メディカルケアネット西宮主催の「第38回西宮の医療と介護の連携を考える意見交換会・事例検討会<甲東甲陽園圏域>」にて、西宮協立訪問看護センター管理者の稲葉が、「災害後、グループホームにおける生活実態の報告とBCP見直しについて」をテーマに講演いたしました。
講演者稲葉からのコメント
能登半島地震の発災から2か月後の災害慢性期に、介護施設に避難・入所されている方々への介護・看護支援に4回ほど赴いた経験をもとにしたお話となりました。講演は西宮市内の在宅医療・介護従事者の皆さまを対象とし、災害慢性期で災害関連死のリスクが増大する現場から学んだことを、写真や現場での声といった実例を交えてお伝えしました。会場からのご意見を伺いますと、災害対応について「自分ごと」として考えるきっかけにしていただいたようで、うれしく思います。私自身も学びを深める貴重な経験となりました。